またも「規格外おじいちゃん」…９８歳で次々に歯が生える＝杭州

こんな記事が…！？

　中国で、浙江省杭州市内の農村部にすむ董阿友さんが評判になった。というのは、98歳という高齢にもかかわらず、次々に歯が生えはじめたからだ。過去半月で下の歯が6本も生えたという。中国新聞社が報じた。

　記事は「辺老還童（老いてますます元気）」などと表現した。董さんは目や耳の状態もよく、思考もはっきりしている。毎朝早く、三輪自転車をこいで、農作業に出かける。

　半月ごろ前に歯が痛くなった。といっても、歯は40年前に全部抜け落ちてしまったので、実際に痛みを感じたのは歯茎の部分だ。痛み止めを飲んでもよくならなかった。そして、下側の歯茎から歯が4本、生えてきた。「乳歯のような、可愛らしくてきれいな歯」だった。

　董さんは、酒もたばこもたしなまない。その一方で甘い清涼飲料水は大好きだ。「普通の水は、まず飲まないね。いつも炭酸飲料さ」という。

　その後、さらに2本が加わった。半月の間に6本の歯が生えてきたことになる。話を聞いた歯科医師も首をひねる。「人の場合、理論的には乳歯と永久歯の2回しか、歯は生えてこないはずだ」、「成長が阻害されていた歯が伸びてきたか、歯茎が萎縮して歯が露出してきたのでは」と述べた。

　ただし、「生活が落ち着いており、精神的にも満ち足りていることで、体内環境に極めてよい変化があった可能性もある。いずれにせよ歯が出てきた以上、歯科医に見てもらうことをお勧めする」という。（サーチナニュース）

記事の中にあるように人間の歯は２回しか生えません。

可能性としては、埋伏歯(本来生えるはずの歯が生えてこないで歯肉の中にあった、それがいまになって生えてきた。)か、過剰歯(員数外の歯があり同じように最近生えてきた。)の可能性もあります。そのおじいちゃんの若い頃に歯がどのような状態で生えていたかは、だれもわからないので解明は難しいでしょう。

私が診ている患者さんの中にも、何年も総入歯で過ごした後に、奥から親知らずが生えてきた人を何人も知っています。

人間の体は摩訶不思議です、最近は機械も摩訶不思議な動きをします……

（未承認）