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ブログ - 20100314のエントリ

私の本

カテゴリ : 
豊吹ブログ
執筆 : 
rikakyouin 2010-3-14 16:52
 題名のない音楽会で楽器奏者の性格などの話を聞き、
「オーケストラ楽器別人間学」茂木大輔著を思い出し、
段ボール箱をあさると、クラシックに関係する他の本も出てきた。
「ボクの音楽武者修行」小澤征爾著、
「チャイコフスキー・コンクール」中村紘子著、
「ホルニストという仕事」ポール・プリッチャード著 山田淳訳の3つでした。

 懐かしい。

 「ホルニストの仕事」は、ホルン奏者の方なら
「あの本か」、「私も持ってます」と
言われるかもしれませんが紹介します。
 
 イギリスのプロホルン奏者5名
(ジョン・ピニエギー、フランク・ロイドなど)による
オーケストラでの初仕事からスタジオ・プレイにいたる
経験談やアドバイスが書かれています。

 ここからは、本からの抜粋で紹介します。
「ホルンを吹くというおよそ人間にとって
この世で最も困難で見返りの少ない営みの一つに
従事する人であって、初めて到達し得る視点」、
「プロのオーケストラでの初仕事で効果的かつ
上手に演奏したとしても、それは全く当たり前のこと
としか思われない。それ以外にまだまだ数多くのことを
身につけないといけないことに気付くであろう。」

 この本の冒頭に千葉馨の
「私は読後、感動で背筋が寒くなり、
しばらく立ち上がることができなかった。」という
感想が出ています。

 アンドレ・プレヴィンも以下のように書いています。
 「ホルン奏者の住む世界への格好の案内書であり、
そこでのあらゆる喜びと苦悩が含まれていて、
読むだけでも楽しくなってくる。
 ただし、ホルニスト以外の読者はその一語一語を
移調読みすることをお忘れなく!」

 バリー・タックウェルは
「音楽家たるもの、全員がこの本を書棚に備えるべきである。」
と書いています。

 さあ、持ってない団員の皆さん買いましょう。
出版社は春秋社です。

 もちろんいっていただければ貸しますよ。
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